住宅ローンが支払えないという現実が、そこにあったとしましょう。思考停止になる前に、冷静になって解決をするようにしましょうという提案をいたしますが、きっと、冷静になってくださいと単純に申し上げたのでは、単なる気休めにしかならないものと思われます。
ここでは、より冷静に、かつ解決に向かうための考え方をひとつ提案させていただきます。それには、まずは、住宅ローンが支払えないという現実にフォーカスするのではなく、どうして住宅ローンが支払えないのか?という原因を追究してみることが大切で す。
原因がわからなければ、問題を解決できないということは、住宅ローンだけでなく全ての問題に共通することですよね?ですから、ここでも、まずは住宅ローンの支払いができないことに対する原因を考えてみてはいかがでしょうか?原因がわかれば、きっと解決 策や解決へのヒントが見えてくるに違いありません。そうすることで、自分も冷静になることができるのです。
解決策はあるか?
住宅ローンが支払えないというパニックから、いろいろな検討を重ねることによって、冷静さを取り戻すことができていると思い ますが、さらに、現状を何とか改善するために、次のステップとしては、解決策があるのかどうか?について検討をしてみることが大切です。

 

解決策があるのか?ということについては、自分自身でじっくり考えて、自分のできる範囲内で解決できればそれが一番理想的では あるのですが、お金もからんでくることですので、なかなか自分では解決できない。あるいは、解決するための知識がないということも 多いと思います。
そんなときには、思い切って、自分以外の誰かに相談してみるという選択肢も考えてみるとよいでしょう。誰かに相談してみることに よって、自分では思いもよらないような、すばらしい解決策を教えてもらうことができたり、あるいは、話し合うことで自分で気がつくこ とができるということも多いでしょう。
そういう意味でも、誰かに相談してみるということは、問題解決においては、とても大切なプロセスなのです。 滞納を放置すると、競売になったり回避するためには、任意売却の相談で解決する方法になります。

 

 

住宅ローンの支払いができない原因の追求

住宅ローンの支払いができないということが発生したというとき、まずは、原因の追求をお勧めしましたが、自分でいろいろ 考えてみることによって、その原因は明らかにすることができましたでしょうか?
もし、あなたが既に、住宅ローンの支払いができないことの原因について把握することができたとしたら、次は、現状の把握 をしてみることが大切です。
住宅ローンが支払えないという現状は変わりないことと思いますが、その現状がいかに深刻なものなのか?いかに緊急なものな のか?について、現状の把握をすることも大切なのです。
例えば、住宅ローンが支払えないという状況が短期的なもので、単発なものなのか?
あるいは、長期的なもので、すぐにでも対応が必要な緊急なものなのか?というように現状はそれぞれ異なることと思うのです。 しっかりとした解決策を見出すためには、原因だけでなく、現状を把握するということもとても大切になってきます。
是非、現状の把握をすぐに行ってください。

 

結論を出したら

住宅ローンが返済できないとき、あるいは、住宅ローンが返済できないという事実に基づいて何らかの決断、結論を出したとき、 気持ちが落ち着かないというのは誰もが同じことかと思います。
でも、いざ結論を出したということであれば、そこから先は、迷わずに信じた選択を遂行するということを心がけてください。 どんな問題でもそうですが、選んだ選択肢だけでなく選ばなかった選択肢があると、やっぱりあっちにしておけばよかったのかな? というような後悔を引き起こすことがあるからです。
でも、実際にその選択肢を選んだのはあなた自身であるのですから、選ばなかった選択肢をイメージしてくよくよするのはナン センスですし、時間のムダなのです。
結論を出したら、ぶれることなく、それを信じて前に進む。そんな心の強さを持つことで、あなたの心の平安がきっと訪れるはずです。 自分と自分の結論を信じて前に進んでゆきましょう。結論を出したら、ぶれずに実行あるのみです。がんばってください。

 

3つの選択肢が解決策

然るべき機関と相談した結果、どのような対策が考えられるか?ということをご自身で確認された方は、どうしたいのか? その選択肢の中から自分にとって最良のとるべき対策を選ばなければならないということになっていらっしゃることでしょう。
住宅ローンが支払えないというケースでは、いくつか解決策があるなかで、一番多くの場合には、現状続行か、任意売却か、 競売の3つの選択肢が解決策として上げられている可能性が高いでしょう。
これらの3つの代表的な選択肢は、この上げた順番に、みなさまにとって、好ましい選択肢の順になっていると思いますので、 状況が許せば、より左の順番の対策をとりたいということになるのではないでしょうか?
とはいえ、どの選択肢を選べるかどうか?ということは、それぞれの状況によって変わってくることなので、場合によっては 選ぶといより、その選択肢しか残らないということも少なくはないですね。
自分のケースが、どの選択肢を許してくれるのか?きちんと理解しておくとよいでしょう。

今後の展望

住宅ローンが支払えないという、パニックからスタートした方も、こちらで紹介した問題解決のプロセスを実行していただくことによって、 既に解決されたり、あるいは解決に向けての糸口を見つけられていることでしょう。
住宅ローンが支払えないということは、恥ずかしいことではないのです。誰でも陥ってしまう可能性がある落とし穴で、たまたま運が悪かったということなのです。
ですから、その問題に陥ってしまったということについては、くよくよ悩むのではなく、解決に向けて前向きに歩みだすとともに、問題が 解決できたら、こうしたいというような次の希望を持ってみるということも大切です。
究極の選択で、家を失ってしまうということもあるかもしれませんが、それでも全て失ったということではないのです。 いずれは、また新しいおうちと出会えると信じて、前向きに生きていくことで、次の活路が開かれるということを忘れないでいてください。きっと、大丈夫です。

 

状況の把握と解決策の選択肢

住宅ローンを支払うことができないという問題に陥ってしまったとき、これで全てが終わりだとあきらめてし まっては、何も解決することができないのですが、逆に冷静に現状を分析し、然るべき機関と相談して、納得のい く選択肢を選んだ場合には、きちんとした解決ができることもとても多いのです。
ここでは、ある方の成功事例を紹介させていただきますね。Aさんは、35年の住宅ローンを組んでいました が、この長引く不況によって、失業してしまい、ローンの返済に対して大きな不安を抱えることとなりました。
Aさんは、住宅ローンを支払うことができないという問題を抱えましたが、すぐに弁護士さんに相談し、状況 把握と解決策の選択肢のアドバイスをもらいました。シュミレーションもしてもらって、住宅ローンについては、 任意売却がよいのではないか?という結論に達しまして、任意売却をされたそうです。
その結果、任意売却によって、住宅ローンを完済し、少し余裕もできたため、前向きに次のマイホームを購入す るというモチベーションを高めて、就職もすることができてあかるい未来をスタートできたのだそうです。

 

理解とシミュレーション

住宅ローンが支払えないという問題に悩んでいるとき、そして、その解決策についての選択肢をいくつか見つけ ることができたとき、どれにしていいのか?ということを最終的に決める必要があるのです。
その際には、それぞれの選択肢をきちんと理解して、それから自分自身の結論を出すということがとても大切に なってくるのではないでしょうか?なぜならば、マイホームというのは、自分にとって一番大切な所有物のひとつで あると思いますから、その選択結果によっては、とても大きな影響が出てしまうことがあるからです。
現状維持、任意売却、強制競売のいずれの選択肢を選ぶのか?あるいは、ある選択肢を選んでも支払いをきちんと 遂行できるのか?ということを確認するためには、まずはそれぞれの選択に基づくシュミレーションをしてみることが 大切です。自分自身でシュミレーションが難しい場合には、やはりこのケースも然るべき機関と相談してみることが大 切でしょう。
具体的な数字を確認することが、問題解決においてはもっとも大切なプロセスであるかもしれないですね。

滞納を解決すべき機関に相談

さて、住宅ローンが支払えないという問題について原因を追究し現状を把握し自分自身で解決策について検討してみるということを行ってみても、 まだ、解決策に程遠い、あるいはもっとよい解決策を模索したいと思っていらっしゃる方は、しかるべき機関に相談してみるとよいでしょう。
しかるべき機関?とは、どのようなところかといいますと、法律の観点からは、弁護士や司法書士という法律のプロに相談してみるか? あるいは、任意売却を取り扱ってくれる不動産関連の機関と相談してみるというのが、主なコンタクト先ということになるでしょう。
何から手をつけていいのかわからない。何が選択肢なのかまったく見えないという場合には、やはり法律のプロに相談してみることからスタートし てみるといいかもしれないですね。
法律のプロであれば、住宅ローンが支払えないという現状の分析や解決策の提案をしてもらうこともできますので、まずは、どんなことができるのか?
法律のプロと話してみることはとてもよいことだと思うのです。

 

支払い不能世帯が急増

この不況が長引くなかで、何年か前に組んだ住宅ローンが支払えない。という方が、残念ながら増え続けているそうです。 もし、あなたが住宅ローンが支払えないというような事態に陥ってしまっているとしたら、まずはあなたにさせていただきたいアドバイスがあります。
それは、まずは冷静になりましょう。ということです。住宅ローンが支払えないということは、大きなショックであり、失望であり、また、 住む家を失うかもしれないという強迫観念が付きまとうことだと思います。
あせってしまったり失望していたとしても、そのままでは何も解決できないのだということを冷静に気づくことが必要です。こんなショック状態のもとでは、 思考停止になってしまってもおかしくないかもしれません。
こんなときだからこそ、冷静さを保って、解決や現状打破に向けてできることはどんなことなのか?考えてみてはいかがでしょうか? あきらめるのはまだ早いです。まずは、解決策を考えてみることが大切なのです。

物件価格の2割は頭金が必要

あなたが、住宅ローンを組んだ時期はいつごろでしょか?過去の金利の推移に始まり、現在の住宅ローン残高を把握しているでしょうか? さすがに現在の残高は把握されている方は多いかと思いますが、金利の推移、返済額に含まれていた金利の金額迄を把握されている方は少な いかと思います。
過去の住宅ローンの金利や住宅市場等を見てみますと、昭和40年代後半の住宅ローンの金利は『10%前後』でした。まだ、銀行も住宅ロー ンには基本的に積極的ではなく住宅ローン専門会社であるノンバンクが主に貸出しをしていました。当時の経済は右肩上がりであった為、給料 も上昇しているので、金利10%で物件価格満額のローンを組んでいても支払いは成り立っていました。
そして、返済に困ったら売却をすれば問題なく売却が出来ました。しかし、給料は勤続年数により上昇する時代は終わり、住宅を購入しても 価格が下がり続ける現在、住宅ローンの支払いが難しくなってきました。 その為、頭金を入れ、借入額を少なくし、リスクの軽減をする手法が 多く用いられ、実際に銀行でも物件価格の2割は頭金が必要と言われている時代もありました。
危険な借入方
しかし、フラット35の融資限度額の推移により、実際には危険な借入方をしている方が増えています。
• 2004年度 物件価格の 40%
• 2006年度 物件価格の 90%
• 2009年度 物件価格の100%
さらに、フラット35の借り入れ条件は一般には低いと言われています。ただでさえ、借入の条件が低く、融資額の比率が変化しているので、自己資 金がない人でも簡単に住宅購入を考える事が出来、そして購入出来るようになりました。しかし、100%ローンが組めるようになっても、最低、現金 で200万円前後の諸費用はかかります。
残債と返済した金額を
住宅ローンの返済が厳しくなったら、原因の追及が必要ではありますが、その前に、住宅ローンを組んだ時期を思い返し、そして、現在の残債と 返済した金額を改めて見直してみて下さい。
解決に導くヒントがきっとあるはずです。