enchou01 2013年3月で「金融円滑化法」又は「モラトリアム法」が終了した。どちらも一般的には知名度は低いかもしれない。期間延長は体裁を保つための延命処置に過ぎない。

私もしっくりこない。 例えば、「返済を金利だけのヤツ」とか「金利だけ払って元金後払い」と、いう方が合点が行くかもしれない。

その後、各金融機関が任意で申し出をした債務者に関して一定の審査を経て延長を受け入れていた。

これは「金融庁」からの 指導である。なので金融機関から債務者に延長を促す事は無いのである。

しかし、これが落とし穴なのだ。

期間延長は一時的な延命処置と言ったが、その理由は返済猶予期間を延長するのは住宅ローンで破綻する世帯が4万戸5万戸 とも言われている中で、返済猶予終了はそういった人たちに、“死刑宣告”するようなものである。

病気で言うなら「あなたは 癌の末期です」って言われたも同然なのです。

しかし、現実は返済期間延長というモルヒネを投与され、後に来る副作用(返済の倍返し) で苦しむ事になる。

一時的に楽になったと錯覚する事が『落とし穴』なのである

soudan_01

いずれ訪れる倍返し

mahi返済猶予期間の延長が受け入れられた方は良かったですね。

いずれ元本も返済しなければならないけど、今は金利だけ」でいいのだから それだけ払おう

いずれ金利しか返済していない期間の元本の利息を通常の支払いに上乗せして払わなきゃいけないけど「今は金利だけだから」と、自分に言い聞かせて目の前の事しか見ないようにしているのではありませんか?

今こそ先の事をしっかり見る時なのです!

よほど収入が増えない限り返済をして行く事はできません。更に、期間の延長が長ければ長いほど その分の金利が上乗せされるのですから、今後の返済は、まさに倍返しで厳しくなるでしょう。

何万という世帯が同じような行動を取ると、破綻する時期も ほぼ同時期になるのです。その時に起こりうる事態を想像できるでしょうか

今なら任意売却で自分の意志によって家を処分したり、民事再生で 家を手放さずに困難を乗り切る事ができるかも知れないのに

用意された「ぬるま湯」に浸かり、返済意欲と金銭感覚を麻痺させられて自宅を 手放すことになるのです