競売と任意売却について何が違うのか?

 

 

家や所有不動産が競売にかけられるケース

①住宅ローンを滞納して競売に・・・・一番多いのがこのケースです、ある程度の頭金を貯めて住宅を購入する場合は良いのですがかなりの割合で、購入金額全てを35年の住宅ローンとしてけ約する方が多いようです。予定通りの収入を継続的に得られれば問題ないのですが35年の間にいろいろと問題が起こり、住宅ローンが払えなくなってしまうのです。

②事業資金の滞納によって競売・・・・不動産を担保に入れていない場合も、支払いが長期に亘って滞れば訴訟を起こされ差し押さえになります。事業がうまく行っているうちは良いのですが、貸倒れや景気に左右されて支払いが困難になる事も

③カードローン滞納で競売・・・・消費者金融やカードローンの支払いが滞り訴訟を起こされ毎月分割で支払うように和解しても元々支払いが厳しい現状は変わらないので、和解条項を守れず差し押さえになります

④管理費滞納で競売・・・・マンションの場合管理費の支払いを後回しにしたり、管理組合との折り合いが悪く管理費を払わない事で競売にかけられます。

⑤相続争いで競売・・・・遺産分割の調停や共有物分割の調停でまとまらないと、裁判所が審判し競売にかけます。

競売の申し立てがあると裁判所は、所有者や占有者に通知し、状況を確認します、次に執行官が現地に訪問し調査します、この時に不動産の間手に必要な資料や情報も収集し、後日、不動産鑑定する事になります、その間2~3ヶ月ですが、不動産の評価額は一般の市場価格の半分~7割位になる事が多い様です。その後、売却標準価格や3点セットと呼ばれる資料の作成が終わるとインターネット上で誰でも見れる状態になり、入札希望者は情報を見て入札します、開札日に入札された中から一番高い金額を入れた最高価買受申出人を決定します。その後、残金を決済し所有権移転の手続きが済むと所有権の移転が完了し、一般的には全所有者や占有者は立ち退く事になります。

では、任意売却するとどうなのでしょうか?

①高く売れる・・・・競売ではだれが住んでいるのか? 雨漏りや部屋内のキズなどの瑕疵の状態が解りずらいため安く売られる事が多いようです、しかし、任意売却は、不動産業者が間に入っており、部屋内も内見することが出来るので買う側も納得、安心して購入できるので、一般の中古物件として売却出来るのです。

②住み続ける・・・・知人の協力を得るか、投資家にお願いし、任意売却で不動産を購入してもらった後に賃貸で住み続けるように契約する事で住みなれた家に住み続けられる、競売にかけられた債務の金額によっては周りの賃貸物件に比べ相当安い金額で借りられる可能性もあります。

 

競売の場合、一般の中古物件として売却する金額より安く売られる可能性が高く、裁判所で決まられたスケジュールで物事が進んでいきます、任意売却の場合は、一般の中古物件として売却でき、住み続けられる可能性もあります。