競売を回避するにも条件が整わなければなりません。所有者本人にその気がなければ任売はできません。

任売をしても残債務多くメリットもない。

半ばあきらめている方も多いと思います。

例え債務が残っても メリットがないわけではありません。

内容によっては、民事再生の選択も残されています。

支払をしていなかった消費者金融

神奈川県在住 72歳の独身女性

独身女性

今私が住んでいる自宅に裁判所から現況調査をするので連絡を下さいという内容の手紙が届きました。

この家は父と私で住んでいたのですが、父が亡くなった際、長男である弟に全て相続した為、弟の名義 になっていました。

弟に確認したところ、消費者金融から10年以上前に借入れをしてほとんど支払わ ないでいたらしいのです。

昨年になって借入れ先の一社から裁判を起こされ判決を取られて、それでも 支払いが出来なかったらしく所有不動産である家を競売にかけられたというのです。

届いた手紙は競売 の資料作成のために裁判所が調査に来るという事でした、調査の日になり、裁判所から3人の人が訪ね てきて、誰が住んでいるか?

所有者との関係は、賃貸契約はあるか?

などの質問をされたのと、家の中 の写真を数枚とられました。

撮った写真は数ヵ月後に競売物件にかけられて取下げになっていない物件 については、誰でも閲覧できるようになると聞き早く何とかしないと、とすごく不安になりました。

他に兄弟が3人いるので全員で話し合い、それぞれお金を出し合い何とか取り下げる事が出来ました。

しかし他にも借入れしている業者があるとのことなので今後、競売にかけられないように所有者を変更 することにしました。

同居の為夫婦でローンを組んだ

千葉県在住 48歳既婚男性

男性離婚自宅が競売にかけられてしまったのですが、建物は妻と私の共有名義で妻は家を出て、なかなか連絡がつか ないので困っています。

土地は父の名義なのですが、10年前に同居をするために私と妻がローンを組んで 家を建てました。

その後、子供ができたのですが、大きくなるにつれ教育方針で夫婦喧嘩が絶えなくなり 父にも八つ当たりをし、2年前に父は家から出て行く羽目になってしまいました。

その後、突然子供を連れて妻が出て行き、私一人では住宅ローンの支払いが出来なくなったため競売にな ってしまったのです。

その間、離婚調停の申立てをされましたが、不調に終わりました。

何とか修復をしよ うと妻の居所を調べ会いに行ったのですが、ありもしない子供の虐待やDV被害で警察を呼ばれ、話し合い も出来ませんでした。

競売になる前に一度連絡が取れたのですが、家を売ることを同意するのが離婚が条件 と言われました。

この度、実際に競売にかけられてしまったので、担保提供している父の土地も競売で売却 されてしまうかと思うと申し訳なくてしかたありません。

何とか連絡を取って、せめて任意売却に応じるよ う説得することにしました。

リストラされた夫が突然行方不明

神奈川県在住 48歳専業主婦

専業主婦

5年前に夫が去年急に行方不明になってしまいました。

居なくなる前に会社を解雇されていて、いろ いろ調べると大変な事態になっていることに気づきました。

消費者金融から借金が450万円あり、弁護士さん に債務整理を頼んでいたにもかかわらず費用を支払わなかったので辞任されており、税金の滞納も150万円、住宅ローンも払って居なかったので金融機関へ保証会社が代位弁済しており、一括返済が出来なければ競売に かけるとの事でした。

保証会社に連絡しましたが残債務一括返済できなければ任意売却したらどうか?との提 案がありましたが契約者本人が居ないのでそれも出来ませんでした。

数ヶ月後自宅が競売の申立てがあったから家をさせてほしいと裁判所から通知が届き立ち会いをする羽目に なりました。

その時の執行官の話しではこのまま競売が進行すると、5カ月から8カ月後には落札されて家を出 て行かなければいけなくなると言われました。

それでは困ると思い、夫の住民票を取ったところ東京の実家に 移転していたので実家に行き確認したのですが兄が出てきて、便宜上住民票を置かせているだけでどこに住ん でいるかは分からないと門前払いされてしまったため、夫の居場所がつかめませんでした。

借金だけでなく 自宅を競売にかけられて自分だけ行方不明になり身勝手な夫に腹が立ったのでどうでも良くなり、何が出来る か考えましたが、不動産の所有者でも無く、ローンの契約者でも無いので何もできない事に気づき、それなら 競売で追い出されるまで住み続けるしかないと決断し競売で家を出されてから離婚の申立てをすることにしま した。

これからどうなるか解りませんが、私にはそれしか方法がありませんでした。

健康診断で病気が発覚し入退院を繰り返す

江戸川区西葛西在住 西田さん(56歳)

入院20年前に1800万円で中古マンションを購入しました、住宅ローンは3年前に支払いが終わりやっと楽になれると思っていたのですが、健康診断で病気が発覚し入退院を繰り返すようになり、その一年後には会社を退職する事になってしまいました。

それでも奥さんの収入で何とか生活は出来ていたのですが、生活費が足らないときはクレジットカードで買い物をすることが増えていました。

去年、体調を崩し入院、半年後退院したのですが、裁判所から手紙が届いている事に気付きました、中を確認すると、カード会社がマンションを競売にかけたという内容でした。

入院する前確かに裁判所から手紙が来ていたのですがそれどころでは無かったので忘れていたのです、その時のクレジット会社への支払いが遅れた事により訴訟を起こされ、裁判所に出廷するようにということでしたが、もちろん行ける訳も無く、判決が出ていたのです。

その後も支払いが無いので判決の執行文を元にマンションを競売にかけてきたのです。

金額は利息含めて65万円でしたので何とか親戚に借りることが出来ました。

債権者にその分を支払うので競売を止めてほしいと連絡をしたのですが、競売を申立する際に予納金60万円を裁判所に支払っているので、そのうちの使われた部分を上乗せして支払うように言われたのですが、すぐには計算できないので60万円を上乗せして支払った後、清算して戻すというのです。

何とかその分も工面が出来て競売を取り下げて貰う事が出来ましたが、借り入れした分を返済しなければいけないので今後も大変です。