会員サポートで難しい問題も解決!

住宅ローンもそれなりに残っているので無剰余で取り下げに

  • HOME »
  • »
  • 住宅ローンもそれなりに残っているので無剰余で取り下げに

無剰余は競売取下げの場合あり

埼玉県48歳女性からの相談

無剰余の判決17年前に夫と離婚したのですが、その際夫の実家の跡取りがいないので息子2人は 自分が引き取る。養育費は請求しないというので、私も仕事が忙しく一人で子供の面倒もみれない事もあり了承しました。

しかし、数年経って養育費を払ってほしいと請求があり、当初の約束通り払うつもりはないと断ったところ調停を起こ されました。

調停では自分の収入や生活費と相手の収入や生活費が基準になるというのです。

私は長年務めた会社でそれなりの収入が ありましたが、再婚した相手には養育費は払わなくて良い事を伝えていたので今さら家計の負担になるのも困るし、マンショ ンを購入したばかりでローンの支払いもある事から支払いを拒否しました。

相手は自営で生活が苦しくなって最初の約束を反故にしてまで請求してきたのですが実際にかなり生活は困窮しているよう でした。

何度か話し合いがありましたがそれでも納得いかないので一切支払いを拒否していました。最終的には裁判官が決める審判 になり1人について月3万円なので合計月6万円払う事になってしまいました。

それでも再婚相手に言いだす事も出来ないので支払いはしませんでしたが何もなかったので安心していました。

10年後に競売申し立て

10年後競売ところが、約10年経った日の事です。裁判所から自分のマンションが競売にかけられているという内容の通知が届いたのです。 何が何だかわからない状況でしたが。

良く確認すると元夫が以前調停で出された審判を基に不動産の差押=競売の申立てをしてきたというのです。

それも10年分の養育費約700万円の請求でした。

今の夫に内緒にしてどうにかしようと思い困っていたところ相談センターの案内を見て相談しました。

話しを聞くとまず、債権額700万円+競売の申立て費用約60万円の合計760万円が用意出来れば取下げてもらえるという のですが、貯めていた預金も1年前に住宅ローンの繰り上げ返済に回していたので、ほとんどお金が手元に無いので支払いは出来ません。

売却して清算する事を提案されました、住宅ローンは買った時の半分に減っていますが、夫と1/2の所有権で住宅ローンも 別々に組んでいるので私の分だけ売る事も出来ず、夫の了解を取る事は避けたいので他の方法を考えてもらいました。

残債務額が多いので無剰余の可能性

民事再生をしても不動産の価値が債務額を超えるので3年ないし5年で760万円を払う必要があると聞き、住宅ローンと一緒に支 払いは不可能なので諦め競売を受け入れるしかないのかと思いました。

ところが、住宅ローンもそれなりに残っているので無剰 余で取り下げになるかも知れないと言われました。

無剰余とは競売物件の評価を裁判所がするのですが、今回の様に第一抵当権者(住宅ローン債権者)の後順位の債権者(元夫) が競売を申し立てても裁判所が出した買い受け可能価格が第一抵当権者の残債の方が上回る場合。

また、所有者2人のマンションでそのうち1人だけが競売にかかっていることから通常の評価より20%程度減価するので、評価も通常の価格より下がるとの事でした。

完全に解決したわけではないのですが、無剰余取り下げになる可能性が高いのでそれに賭ける事にしました。


投稿記事

PAGETOP
© 2010 NPO法人無料相談センター