相続財産がどのくらいあるのか?


相続が発生すると気になるのが、相続財産がどのくらいあるのか?借金等の負の遺産は無いのか?と被相続人の生前の生活状況を鑑みれば大体どこに不動産があって預金口座はOO銀行にある、お金には困って無かったので借金はまず無いだろうとか、逆に賃貸のアパートに住んでいて年金も僅かしか貰っていなかったとなれば価値のある遺産はほとんど無いのでは、と予想がつきます。
しかし、相続人が複数居て疎遠だった場合、全く状況が解らないという相続人もいるので争いやトラブルになるケースも多いようですので、早目に詳しい専門家に相談してください。
特に、被相続人と一緒に生活をしていた人は、自分が面倒を見てきた、自分に全て相続させると生前言っていたという方が多く、疎遠だった相続人達には一円も渡したくないからといって相続財産を隠したりすることもあるようです。
全く行き来が無かった場合は解らない部分もありますが、たまには実家に帰っていた場合などはどこにはOOがあったはず、現金も金庫にあったのに無くなっていると争いになることもあります、実際に葬儀費用などを現金で払う事もあるようですが、一度疑い出したら全て怪しく思ってしまうようです。

被相続人と一緒に住んでいた相続人が相続財産を隠すケースで多いのは、やはり現金・・これは金庫やタンス預金などで、最初から無かったと言ってしまえばそこに有った事を証明するのが難しいからでしょう。また、高価な骨董品や美術品は、昔撮った写真に写っていて、その後どうなったのか?最後に来た時には居間にまだ有った、どのように処分したのか?と言われると困るのであからさまには隠せません。
隠しにくい財産としては、不動産が一番です、当然居住していた場所や賃貸で貸していたアパート駐車場など目に見えて解りやすいのですが、全く知らない間に離れた地域に不動産を購入していた場合は別です、後々になって固定資産税の請求書等が来て解るなんて事もあり得ます。
また、預金等の財産も通常は通帳やカードを持っているのでどこに口座があるか解りやすいのですが、時代が進むにつれネットバンクの口座がどこにあるか解らないなんて事もあり得ます。
株や証券などの投資資産も、どこの証券会社と取引きがあったかが解れば問題ありません、相続人であれば資産の明細を出してもらえるので、そのまま引き継ぐのも売却する事も出来ます。
また、相続人の一人が預貯金や証券の取引履歴を取り寄せて発覚する生前贈与や怪しいお金の引き出しかたも良くあります。 預貯金から振り込みで資金が移動している場合は受取人が解るので良いのですが、何度も現金を引き出している場合は本人がおろして使ったと言われてしまえば実際何に使ったのか?すら不明で、実際は相続人の一人に渡しているなんてケースも多いようですが、その証明をするのは難しいです。
相続で揉めてトラブルになる前に早目に専門家に相談するべきでしょう。
また、相続財産の調査もご相談ください。