相談いただいた離婚理由の中で一番多いのが、性格の不一致です。

男女平等が一般化し、女性の社会進出が進む中、男性よりも高収入の女性も多く、また、そのような風潮の中、今まで家庭内で我慢をしていた女性が自己主張して夫との喧嘩が絶えないことや、DV・・といっても女性が男性に対して暴力や暴言を吐くという相談もあります。大まかに性格の不一致といっても金銭面の部分やお酒を飲むとだらしがない、会話が無い、相手の親や兄弟に対する不満、教育問題など様々です。
子供が生まれ育児を手伝わないことが喧嘩の理由になることも多いようです。
しかし、性格の不一致が原因で離婚するのは難しいのです、夫婦それぞれが離婚したいという事であれば、財産分与や親権、養育費などの条件面だけ決まれば成立しますが、なかなか話し合いがつかないのが現状のようです。

しかし、DVや暴言等が含まれる場合は、頻度にもよりますがその際の証拠を取っておくことで調停や裁判になっても証拠を提出できるので、内容によっては離婚することも可能です。その際に、よく慰謝料は?という質問もありますが、DVや暴言によって受けた被害、損害がどの程度かによって決まるため、入院するような怪我でもない限り高額な慰謝料を請求できる可能性は少ないです。

 

 

 

次に離婚理由として多いのが浮気や不倫の不貞行為が原因というものです。
理由としては解りやすいのですが、証拠が無いと言い逃れされてしまうこともあります。
特に、電話の着信履歴やメールのやり取りをたまたま見て、そのまま問い詰めてしまう方も多いようですが、そうなると相手は警戒してその後の行動に気を付けるのでなかなか証拠を掴めなくなり、今日も浮気をしているのではと毎日のように気持ちだけイライラして良いことはありません。
少しでも怪しいなと思ったときはグッと我慢をして相手に解らないように調べることが大事です。
万が一、思い過ごしであった場合、自分の勘違いで離婚に向かってしまうこともありますし、事実を知ったうえで対応するようにした方が離婚するにも復縁するにも後々良いと思います。
また、不貞行為が立証できれば、相手は有責配偶者になるので、離婚することも離婚しないこともご自身で選択できるのです。
よくあるのが、夫から離婚を切り出され怪しいと思い、調査会社に調査を依頼したところ浮気をしていることが解り、夫を問い詰めたところ浮気を認め、相手の女性と結婚する約束をしていたので離婚を切り出してきたというのです。
この場合、不貞行為の証拠が有るのと無いのでは大きな違いがあります、何も知らずに離婚に応じていた場合は、好き勝手やってきた相手の思うとおりに事が進み逆に証拠を掴んだ後では、離婚を拒否する事や夫への慰謝料、場合によっては浮気相手への慰謝料請求もできるのです。 ただ、不貞行為の証拠を掴むのは簡単ではありません、調査会社に頼めば高額な費用がかかりますし、自分でどうにかといっても簡単にできることではありません。
しかし、文明の利器によって思いもよらないことも起きています、10数年前はあまりこのようなことは無かったと思いますが、相手のPCやスマホ、タブレット等をたまたま見た結果、明らかに不貞行為を立証できる写真や動画を発見した、なんてことも最近よく聞きます、この場合、その証拠だけをもって相手を問いただし、自白することもあるようです、そのうえで、今後、不貞行為をしないことや不貞行為をした場合の違約金等を書面に残す方もいますが、配偶者がまた、浮気を繰り返して相談に来る方も多いのが実態です。