相続の問題解決の例
20年間独り暮らしの母が痴呆症の診断
ずいぶん前に父が亡くなり全て母が相続しました。母は20年独り暮らしをしていたのですが、1年前に痴呆症の診断を受け、施設に入ることになりました。
私は長女で下に弟が2人いるのですが、施設に入る際に面倒を見ていた弟(長男)が多少多く相続することに納得し、母の通帳や印鑑を管理してもらう事になりました。
私は地方に住んでいるので実家や母の様子は把握してませんでした。次男からの話しで長男が勝手に通帳のお金を使っていると聞き確認したところ、最初の残高から1500万ほど数回に分け出金されていました。
それを長男に問いただしたところ、既に遺言を書いてもらっているから私や弟の相続の権利はない、あっても遺留分だけと言われてしまったのです。
しかし、遺言を見せるように言っても見せられないとの返答で、住んでいた不動産や証券もあり、どうしたら良いかと悩んでいます。
預金口座の管理は成年後見人
お母様が痴呆症の診断を受けているのであれば預金口座等の管理は成年後見人を立てるべきだと思います。
弁護士等に成年後見人になってもらえば被後見人の不利益となるような使途はさけられます。また、遺言もあるか解らずまだ相続が発生していないので、相続人が兄弟以外にもいるのか?すら解っていないのが現実です。
相続人同士の話し合いで解決ができない場合は、法律家を介する事が得策です。
今回のように遺言を前提に長男が暴走しているので、対処次第で長期化の恐れがあります。
弁護士等の法律家が対応することで勝手な行動を制御できる可能性もあるので効果的です。
相手方が法律を無視した行動を取れば、こちらは法的に対処できるので解決の近道となるでしょう。相続の依頼は早めに相談しましょう。
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