相続が発生する前でも親や兄弟が宗教や霊感商法に騙されて、お布施や献金をすることによってまわりの人がつらい思いをすることがありますが、相続が発生している時に宗教等にハマっているような相続人がいると大変困ります。
元々、宗教など入っていて自分の自由になる財産は全てつぎ込み、これ以上お金は無いと思っていても親が亡くなって相続財産を手にすることがあります、現金や預貯金であれば法定相続通り分けて自分の分はどうしようと勝手ですが、相続財産に不動産があると困ります、ましてやそこに住んでいる人がいる場合、住んでいる側からすれば売りたくない、住んでいない宗教に騙されている人は売ってお金に換えたいと思うので話しが合いません。
また、相続人同士が実家に一緒に住んでいる場合も揉めることが多いです、宗教に入っている側の人間は教祖に家を提供すると言い出して、もう一方の相続人を追い出して自宅を手に入れたいと思い、あの手この手で嫌がらせをしてくることもあります、入っている宗教の体制にもよるとは思いますが、その不動産がよっぽど価値が有ったり利用用途がある場合はどうしても手に入れたいとなるので、暴力や脅しなどで強制的に言う事をきかせれることも有るとは思います、納得いかない事でも命の危険を感じて応じるしかないと諦める方もいると思います。
しかし、法的に追い出しは難しいとまともに考えた場合は、持分を買い取るなどの金銭で解決するか逆に持分を買い取ってもらうか、持分を登記するか、全て売却して売却代金を分けるかになってくると思います、強硬的に何かされるよりはまだ、法定相続通りの割合で分けられれば良いです。
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