親が亡くなって兄弟で相続する・・・一般的な話しですが、亡くなった親の財産に借金があるかも?

借金では無いけれど場合によっては、借金と同等の債務になる可能性のある保証人になっているかもしれません。

良く確認してから相続しましょう。

東京在住の川崎様からの相談

20年前に住宅ローンを組んで父親の土地に2世帯住宅を建てました。

住宅ローンはA社2000万円(第一抵当)とB社500万円(無担保)で借入れしましたが、土地所有者のお父さんが連帯保証人になることが条件でした。 その後、仕事の都合もあり川崎さんは実家を出て別のところに賃貸マンションを借りて生活をしていましたが、引っ越した3年後、父が亡くなり相続が発生しました、既に母も亡くなっていたので相続人は妹と川崎さんの2人だけでした。

川崎さんは自分の住んでいる家が有るので、実家の不動産は妹が相続しました、その時妹は父が連帯保証人になっていることを知りませんでした。 その後、川崎さんは勤めていた会社からリストラされて住宅ローンの支払いが滞るようになりました。 何とかやりくりしていたのですが、消費者金融やカードローンから借入れして払うようになり最後は競売にかけられてし まいました。

その際、知り合いの不動産業者に相談したところ、家を買い取ってもらい賃貸で貸してもらえる(いわゆるリースバック) 事になり、A社の住宅ローン分は支払いが出来ました。 B社の残債務300万円が気にはなっていたのですが、仕事もバイト位しか見つからず家賃を払うのが精いっぱいでした。

数年したある日、B社から川崎さんと妹に請求が来ました。 内容を確認すると連帯保証人だった亡くなった父の財産を相続した相続人であるため、借金も相続した事になるから支払 いをするようにとの事でした。 川崎さんは主債務者なので当然なのですがまさか妹に請求が来るとは思ってもみなかったのです。 色々なところに確認すると妹の債務は逃れられないというので、川崎さんが支払いをする方向でB社と話し合いを進めてい ました。

消費者金融から裁判

そうこうしているうち今度は、以前に借入れして支払いが滞った消費者金融から裁判を起こされたので毎月分割で支払う約束をして和解をしたのです。 しかし、その後の支払いも怠ってしまいました。 その結果、せっかく正社員で仕事をしていたのに勤務先の給料の差押を受けてしまい、会社に居にくくなって退職すること になりました。

川崎さんはもう差し押さえられるものも無いので良いのですが、妹の事を考えるとB社の対応をどうすべきか悩み、相談センターに何か良い方法が無いか聞いたところ、B社の支払いをしなくなってから5年以上経過しているので、時効の援用が出 来るのではないかと指摘を受けました。 また、B社の請求を妹が受けた時点で全くこの様な債務(被相続人が保証人になっていること)を知らなかったので、債務があ る事を知ってから3ヶ月は相続放棄が出来る可能性があったとも聞きました。 過去の事を言ってもしょうがないので消滅時効の援用を勧めたいと思います。

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