離婚問題や浮気、不倫に関する相談を受けていると「悪意の遺棄」に該当する事例が多くあります、一般の社会生活をしていると悪意の遺棄という言葉を聞いたり使ったりすることが無いので初めて聞く方はどういう事だろう？と思われると思います、悪意の遺棄とは健康なのに働こうとしない事や正当な理由もなく別居する、生活費を渡してくれない場合などが該当します。
民法で夫婦間の義務としてお互いに協力することや同居すること、扶養することが義務付けられておりますので、違反すると慰謝料（50万円～300万円）の請求や離婚理由が発生することとなります。
最近多くなってきた事例では、喧嘩が絶えない夫婦がエスカレートしてどちらか一方が手を出したり、遠回しに嫌がらせを繰り返し家に居ずらくさせられるようなケースもあります。
それ以外にも喧嘩の勢いで家から閉め出しされて鍵を閉めて家に入れないという様な場合もあります、特に冬の寒空に何も持たずに締め出されてしまうと命に係わる事も有ります、そのような時は警察を呼ぶなりして家に入れてもらい危険であれば荷物を持ってホテルや身内、友人の家に泊まるようにして身の安全を確保しましょう、最近はDV被害が多くなっており、傷害や殺人に発展する事も増えているので警察もこのような通報には敏感になっており、かなり慎重で場合によっては傷害の刑事事件に発展することもありますが、逆にでっちあげDVという実際はDV被害が無いのに嘘のDV被害をでっちあげて警察に相談することによって、配偶者を不利な状態に陥れ、親権や監護権、慰謝料や養育費を取って自分の思った通りの離婚をするために計画する方もいるので警察も片一方の話しばかりを真に受ける訳にはいかないと思います、このような通報を受けると警察は、帰った後に事件が起きてしまうと問題になってしまうので、被害者と思われる方をホテルや身内、友人の家等へ泊まることを勧めてきます、実際に帰った後に何が有るか解りませんので、本当に被害に遭っている方は自宅に戻らない方が良いでしょう。
もし今、ご自身が夫婦関係で困っていて、喧嘩が絶えなかったり、浮気、不倫、DV、モラハラ、生活費をくれない等でお困りであれば一度無料相談センターへご相談ください。
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