結婚して長い年月が経過する中で夫婦間のすれ違いが重なり関係が険悪になり、別居や家庭内別居をする夫婦もいます、特に子供が生まれてからの家事育児問題、教育方針、習い事などにお金がかかるなど喧嘩の原因として子供が生まれて妻が夫に対する態度が変わったというのは良く聞きます。
その中でも、生活費に関する問題も起こります、夫婦共働きだった場合、子供が生まれて必然的に女性が産休や育児休暇を取るか、退職して専業主婦になる場合も多いです、一方夫側は、仕事を続け家庭を守るといった家庭が多いと思います、そうすると、夫婦のどちらが家計を管理するのかという問題になり、仲の良い夫婦であればまったく問題ないのですが、お互いに不満を持っている場合は特に相手が無駄使いをしているのではないかと疑ったり、文句を言うようになります、それならあなたが管理すれば良いと言って相手に家計の管理を任せる場合も有ります、どちらが管理しても仲が悪い夫婦であれば揉めるのは同じで堂々巡りになってしまいます、そのうち夫は誰が稼いできているんだと思う一方、妻は、子供のために仕事を辞めなければこんなことにならなかった、あなたの収入は夫婦二人のもの、共有の財産ということをネットや友人に聞くなどして知り、夫が偉そうにするのさえ納得がいかなくなり、そのほかにも色々な要素が重なり別居するようになります。
そこで、法外な婚姻費用分担金の請求を夫にするのですが、夫は弁護士も立てずに対応して普通では考えられないような金額の婚姻費用が認められることも有ります、夫側は納得がいかないので支払いを拒否しますがそうすると容赦なく給料の差押えをされて、生活するのもやっとということも有ります、精神的にもおかしくなり、一生懸命仕事をしても妻に吸い上げられるだけで何の得もないなら仕事をしててもしょうがない、仕事を辞めれば婚姻費用も払えなくなると言って仕事を辞める方もいます。
仕事を辞めて無収入になったから婚姻費用の減額調停をすれば減額や支払いをしないで済むと思っていましたが簡単では有りませんでした、調停では減額が認められたものの裁判になり裁判所では、支払いをしたくないから仕事を辞めたのではないか? 退職してから今までの行動をみると有る程度の収入を得る見込みが有るのではないかと、追及されました、実際精神的におかしくなって病院にも通ってはいたのですが、それも一時的なものではないのかと疑われ、思ったよりも難航し、時間もかかりました。
一度決まったものを減額するのは簡単ではないので、最初の段階で法律家に相談すべきだと思います。
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