別居期間が長ければ、裁判所が離婚を認めることもあります、浮気の慰謝料請求には、時効が有ります。

妻からいきなり離婚したいと言われ、何があったのか解らず、まともに取り合わないようにしていましたが、ことあるごとに離婚の話を切り出され、こちらとすれば離婚する理由が無いので拒否し続けていましたが、最後は家を出て行き実家に帰ってしましました。

自分が何か悪いのかとも悩んでいましたがそうでもなかったようです、それというのも、以前妻が使っていた携帯電話がタンスの奥から出てきました、何とかロックを解除することができ、中を確認すると知らない男性と旅行先のようなところや食事をしている写真が出てきたのです。

その日付を確認すると、友達と旅行に行くと言っていた日や、仕事の食事会で遅くなると言っていた日と一致しました。

それを見た瞬間、あれほど離婚したいと言っていた理由が解りました、自分は浮気をしてそれを内緒で離婚しようとしていたと思うと腹が立って仕方ありませんでしたので、そのまま妻のところで行き、写真の証拠が有ることを言ったうえで浮気をしている事を問いただしましたが、旅行の時は他にも女友達数名が居たし、この男性は取引先の人だから食事会に居てもおかしくないと浮気を認めなかったのです、これには正直驚きましたが、何を言っても引かないのでその日は引き上げるしかありませんでした。

その後も、何を言っても浮気は認めず、別居のままに日数が経過しました、20年も連れ添った相手だし、いずれ元に戻るかもしれないと少し落ち着いていましたが、法律に詳しい友人に相談したところ、そうも言っていられないことに気づきました。

裁判所で離婚が認められる理由の中に、「婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき」というのが有り、別居期間が5年で婚姻を継続しがたい理由に該当するというのが実務上の考えとしてあるそうです。さらに、不貞行為を知っていて、そのまま放置したとなれば、もっと短い期間で離婚が認められてもおかしくありません。

また、不貞行為に対する慰謝料についても、不貞を知って3年で時効になってしまうという問題もありました。

良くある事例を聞くと、今は離婚をしたいと訴えても明確な正当な離婚理由が無いので認められないが、別居期間を稼いでその時が来たら離婚調停を申し立てれば認められるので、その時まで我慢しよう。

本当は浮気もしているので後ろめたい部分もあり、今無理に離婚の話をして慰謝料を請求されても困るし、浮気の証拠を揃えられて自分が有責配偶者になってしまっては、いつまで経っても離婚できなく可能性もある、それよりは、数年別居で我慢して、3年経てば不貞行為に対する慰謝料の時効にもなるのでその後、離婚の申立てをしよう。

と計画的に別居をする方もいるようです。

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