長年連れ添ったご夫婦なので、相手の性格を解っているつもりが予想していたのと全く違う結果になってしまう事もあります、特に浮気された後の対応を間違うと取り返しのつかない事になってしまいます、浮気された被害者側なので浮気相手と配偶者が謝罪して来るのがあたりまえ、何で気を使わなければいけないのか、と思う方もいると思いますが思いもやらない方向に行ってしまう事もあります。
川崎市、Aさん45歳、女性の例
Aさんはご主人と結婚して22年になりますが、かなり昔から夫とは性格が合わずに喧嘩が絶えませんでした、それでもお互い仕事をしながら普通の家庭生活を送ってきました、しかし、3年ほど前に夫の帰りが遅くなる日が増え、家にいてもスマホを常に持ち歩きいつも気にしているようになりました、そのうち休日も出かけるようになりおかしいなと思い色々なところに相談した結果、ご主人は浮気をしているのではないでしょうかというアドバイスを受け、良く観察すると確かに女性の影を感じるようになりました、そこで調査会社に浮気調査を依頼したところ、やはり浮気をしている事が発覚したのです、しかもいても家庭の有る女性でダブル不倫という事が解ったのです。
そこで、Aさんはご主人の性格を考え、調査報告書を見せて反論できない様にして誓約書を書かせれば相手の女性とも別れて反省するだろうと思い、ご主人へ浮気調査したこと、動かぬ証拠がある事を伝え、相手女性と別れて反省し誓約書を書くなら今回は許すという話しをしました、しかし、そこで思いもよらない言葉が返ってきたのです。
浮気相手の女性も離婚する予定で、お互い離婚したら一緒になる約束をしている、本気だから別れないと言い出したのです、そこでAさんはそんな勝手な話しが通る訳ない、あなたは不貞行為をした有責配偶者だからあなたが離婚したいと言っても私が応じなければ離婚は出来ない、考え直すようにと話しをしたのですが、ご主人は全く話しを聞かず、逆に人の事をこコソコソと付けまわすような事をしてもう信用できないとまで言い出し、席を立ってしまったそうです。
その後、ご主人は家を出ていきましたので婚姻費用分担金の請求をし、生活費は確保出来ているのですが、結局浮気されて好き勝手されている状態だそうです。
このようにご自身の誤った判断で最悪の結果を招いてしまう事もあるので、焦らずに良く考えて行動した方が良いと思います。
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